WIP PR駆動開発で進捗管理をスムーズに。
WIP PR 駆動開発とは
実装を始める前に PR を作り、その概要欄で進捗を共有しながら開発を進める開発手法。WIP PR は Work In Progress Pull Request の略。
なぜやるのか
誰が何をやっているのかわかりやすい
PR があれば作業していることになるし、 PR の中身をみれば進捗を確認できる。
進捗確認がスムーズになる
聞く側は「進捗を教えてください」といちいち聞かなくていいし、聞かれる側も答える手間がなくなる。 双方がいつでも自由に確認できる。
進捗情報が PR の概要欄にまとまる
「予定よりも早く進んでいる」「ここで詰まっている」などの進捗情報を Slack でやりとりするとあとから確認しづらいが、 PR の概要欄にメモしておくとすぐに見返すことができる。
認識の食い違いを早期発見できる
PR なので、進捗だけでなく実装も逐一チェックできる。 実装の途中で「ここ認識違いです」のようにフィードバックをもらえる (伝えられる) から、手戻りを防げるかもしれない。
どうやるのか
- 開発を始める前に PR を作り、その概要欄にタスクをリストアップする
- タスクが完了するたびに push して、同時に概要欄を更新する。コメントを追加してもいい
- すべてのタスクを完了したらレビューをお願いする
概要欄の具体例
- (完了) タスク1
- タスク2
- タスク3
概要欄の具体例(チェックボックスが使える場合)
- [x] タスク1
- [] タスク2
- [] タスク3
PR が作業中であることをわかりやすくするために、 PR 名に [WIP] をつけるか、 または、GitHub の Draft pull request を利用する (使い方)。 あわせて更新日時を概要欄に書くと親切。
WIP PR 駆動開発の実例