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SDGsの本音と建前


SDGs とは、2015 年から 2030 年までの国際的な開発目標を定めたもの。 ここ数年、あらゆる業界で SDGs が使われるようになり、物流業界でもカーボンニュートラルという言葉をよく聞くようになった。

環境問題にとりくむことにまったく異論はないけれど、なぜいまになってたくさんの企業が率先してとりくむようになったのかが疑問だった。 二酸化炭素排出量の算出や削減には少なからずコストを払わなければいけないはずなのに。

この Podcast によれば、その背景にはこういう理由があるらしい。

  • 本当のことを主張する人は非難され、嘘でもきれいごとを言う人はお咎めなし。世界とはそういうもの
  • SDGs は世界の共通認識。これに賛同しない国とは取引しないよ、仲間外れにするよ、という国連からのメッセージ
  • 同様に、SDGs に賛同しない会社とは取引しないよ、というメッセージでもある
  • めんどくさくても、賛同しないと事業を継続するのが難しくなる

また、資金集めの面でも

  • 投資家も SDGs 事業に投資してますよって言えばさらにお金が集まるから、SDGs に取り組んでいる企業に投資する
  • 企業は投資してもらうために SDGs に賛同していることをアピールする必要がある

同じようなことを書いている記事もあった。

ボランティアとして企業の余力で SDGs に貢献しようとしているのではなく、自分たちの主事業で SDGs に対応して社会貢献しなければ、企業として長くは存続できないと考えている経営者が多いということです。<中略>

世界の投資家は単にもうけるだけではなく、結果的にどれくらい社会を良くできるかを重視する傾向を強めてきました。そのため、SDGs の課題解決を掲げる企業はさまざまな側面から支援を受けられる可能性が高まっているのです。

日本の経営者が SDGs に注目する本当の理由

将来的には「反社と関わりのある会社はおことわり」「法律を守らない会社はおことわり」と同じ感覚で「SDGs に賛同しない会社はおことわり」と言われる時代がくるかもしれないとのこと。 まぁ賛同さえしていればお金を使いやすく、集めやすくなるのだから、うまく利用しようねという話ではある。

そういう側面があるものだから、SDGs の取り組みが必ずしも環境問題の解決につながっているわけではなかったりする。 たとえばレジ袋の有料化。 プラごみを減らそうキャンペーンのひとつだけど、レジ袋を有料化した結果、大量のエコバックが生産され、そして余っている。 エコバックを作るのにどれだけの資源が使われたのだろう?

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Podcast を聴いていて「持続可能ってなんだろう」と思ったけれども、結局は、実際に環境問題が解決しているかどうかは別として、環境問題にとりくんでますよって事実で経済が回っていればいいのかもしれないなと思った。もちろん、環境問題が解決すればなおよし。